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Episode.09 飛鳥路の不思議な懐かしさ

斜め大仏 徒然おばさんのひとり言
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奈良を訪れる機会がありました。よくTVで見てると、関西地方のなかで大阪や京都の人は、よく自分の県をいろいろ自慢して、奈良のことをちょっと下に見ています。奈良の人自身も、自分が住んでいるのにもかかわらず、控えめで主張しません。私も修学旅行で行ったきりなので、大仏様が大きかったのとシカに追いかけられたのくらいしか覚えていませんでした。

でも今回飛鳥路を歩いて、田園風景の広がるその先に連なる山々を、あれが三笠山、そして若草山・・・「春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほしてふ天の香具山」と教えられたとき、なぜか懐かしさがこみ上げてきました。

一瞬にして万葉の世界に入り込みました。やはり大和びとの原点です。

今も堂々と構える大極殿や朱雀門、その昔栄えた平城京の風景がよみがえります。学校の退屈な授業のなかで、ただただ試験のためだけに暗記していた事柄や建物が現実のものとして目の前に広がっているのです。

「あおによし奈良の都は咲く花のにおうがごとく今盛りなり」

いにしえびとの豊かで華やかな暮らしが思われます。本棚の奥に隠れている歴史書や仏像の写真集を出してみましょう。万葉集もあらためて読みたいものです。

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