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Episode.15 センシティブな自然の和名

アジサイのイラスト 徒然おばさんのひとり言
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アジサイが咲き始めました。紫陽花、いい字ですね。見ただけで花の感じがわかります。学名でハイドランジアなんていってもピンときません。日本の花名はきれいな字がたくさんあります。向日葵とか更紗空木とか瑠璃玉アザミ、紫羅欄花なんて究極です。

ところで最近西洋アジサイもよく見かけるようになりました。カシワバアジサイの天にむかってそびえるような花姿にはびっくりしました。

私が一番好きなのはアナベルです。白い小さな花の集まりが雨に打たれて、日一日と薄い黄緑に変化していく様は季節の移ろいを感じさせます。ちょっと気取ったガクアジサイや花房を大きく膨らませた手毬型日本アジサイのピンクや紫が雨にも負けずと咲き誇っているのは、それはそれで力強く元気付けられますが、アナベルの花はひっそりとしなやかです。でもちょっとしたたかでもあります。

日本アジサイは秋に葉を落とし翌年用の小さな花芽を残して、冬の雪や霜にしっかりと耐えていますが、アナベルはあっさりと地上部をなくしてしまいます。でも地面の下で着々と力を蓄え、翌年の春には倍くらいの芽を出します。

軽井沢の美術館の庭のアナベルの群生は素敵です。軽井沢は民家の庭にもよく咲いていますね。私があまりにもアナベルの話ばかりをしていたら、ある時知人が株分けしたのを持ってきてくれました。なので私の庭にも毎年フワフワと咲いてくれます。

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