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狩猟-Hunting

日本ではない島 読み切りストーリー
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聖堂ステンドグラス

今日も祈りを捧げていた司祭。
何やら騒がしい気配を感じて振り返ると、大男がいた。
目の前には吹き出す血しぶき。

「貴方の髭が、赤く染まっていく。
まるで、返り血を浴びたように。」

遠のく意識の中で、誰かの背中と初めて聞く声。

「さぁ、狩りを始めようか。」

海賊白黒

上陸した貴方が振り返る頃には、いつも赤く染まっている。私は赤髭の女。

私が女帝であった事は、遠い昔の幻となっていた。

続く男達は各々に叫び出す。
「斥候の赤髭だ。今日の赤髭の獲物は、、、誰だ?」
赤髭は、つぶやく。
「こいつを知ってるやつを探せ。そいつが何か持ってる。」

始まりの合図に備えるかのように高鳴る鼓動。
走り出したら止まれない事を意図する。

まだ、苦しさが足りない。

「貴方を愛してる。愛を、その手に欲しいのであれば、取引をしましょう。」

今、何かが閃光のように脳裏を過った。

もう1度、確かめてみたい。
何度となく繰り返す事にした。呪いの言葉を。

始まりは冷徹、それは次第に体感を伴いながら大きく。
ふと、浮かんだ言葉がある。

「後先もなく暴れたいだけなんだ。」
悪魔の囁きだと思う。

女は呟いただけだった。
抑えきれないほどの衝動が、それを合図とした。
「バーサーカー」

Where is the kingdom of the king?
And who is the king?

チェス盤木製

私は殺戮の女帝。目撃者は惨劇を目の前に叫び声をあげ、まだ見ぬ者を怯えさせる恐怖の立役者。勇敢なる者は現れても、見覚えのある私の名を問えばいい。

「貴方の初恋の人は私。初恋だったのは私の方。ずっと見ていたの。」

戦意喪失の瞬間。
お前の体から体温が奪われていく、もう拭いきれない。

生死を問う時も、やりがいを投げかける時も、
湧き上がる選択肢の答えには、迷う必要もなかった。

1人は死に絶えたようで、そこに立ち塞がるもう1人は「英雄」だから。

物事の本質を見失わないように、この詩を。
狩りは男達の本能に根付く。
同じ目標や目的を追求する者を仲間と呼び、
社会での生き方は生き延びる生存本能に直結する。
コミュニケーション能力、チームワーク技能、
共に卓越した道を歩む者と経験となる実践の場。
手を取り合って獣を追い、得た肉を分けるのと同じ事。
得た肉から分け方を考え、また実践するのと同じ事。
仲良き友には我が祝宴と旅立ちを。

心に残る偉人たち名言 27選。 「簡単すぎる人生に、生きる価値などない」

こういうのいつか人生で使いたい。
でも何した人の名言?
ご本人様、ほとんど知らない。

明日からどうする?

強がっても、これでいい。
一考の価値ありと、大人ぶる。
ひと目見た時からってこの表紙のこと?

『村上海賊の娘 上巻』
『村上海賊の娘 下巻』

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