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徒然おばさんのひとり言

Episode.56 夕日に照らされて金色に輝く街並み

 電車通りの銀杏並木が真っ黄色に色づきました。真冬になる前のひと時の季節、夕陽に照らされた街並みが金色に輝き、光のトンネルに入っていくようです。

 {金色の小さき鳥の形して、銀杏飛ぶなり夕陽の丘に}与謝野晶子

 銀杏の葉っぱは実は少しやっかいな代物です。油分が多いので雨後の落ち葉は滑りやすく、歩行者は危険だし、電車の軌道に入ると電車もスリップするので、常に掃除が必要です。そして腐葉土にもなりません。でも他の樹木に比べて非常に燃えにくい性質があるので、火災予防として熊本城の庭や街路樹に取り入れられたそうです。なんといっても熊本城の別名は銀杏城だし熊本市の木も銀杏に指定されています。公園の黄金に敷き詰められたカーペットのような樹の下にはよく子供たちが遊びに来ていて、葉っぱを拾っています。つい一緒になって拾いたくなります。形の良いものを本に挟んで栞代わりにするのも素敵ですね。冬の日、藤村や漱石を読みかけたまま、とろとろとコタツでまどろむのもいいかなあ・・・

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