スポンサーリンク

Episode.10 バラが楽しませてくれた時

イングリッシュローズ 徒然おばさんのひとり言
この記事は約2分で読めます。

やっぱりバラはいいですね。私もバラにとりつかれた者のひとりです。20年前、自分の庭を一人で作り始めた時、私はまだイングリッシュローズというものを知りませんでした。

ガーデニングの本を読み、毎週土日、土日と園芸店に通いつめ、庭を眺め、図面を引き、咲く花の姿を想像し、なんとか形は出来たものの、門から入って一番に目につく場所、日当たりの良い一等席にメインの花木が決まらずに悩んでいました。

そんな晩秋のある日、園芸店でイングリッシュローズと名札の付いた苗木が目に入りました。バラは手がかかる、むずかしいというイメージがあったので、どちらかというと避けていたのですが、一般のバラが980円くらいなのに2980円もしました。何なの?3倍もするなんて・・・私は急いで帰ると図鑑を広げました。すると出てきました。英国のデビット・オースティンなるひとがオールドローズとモダンローズをかけ合わせて作り出したバラの数々で、花色は優しいピンクや黄色、香りがすばらしく、花姿はちょっとうつむき加減、そして四季咲き!!翌日私は園芸店に走り一本だけ買うことにして、迷いに迷いグラハム・トーマスを選びました。図鑑で確認すると花色はアプリコット、カップ咲き、さわやかなティーの香り、育てやすいとあります。ラッキー!!我が家の特等席にようこそ・・・

元肥を入れ丁寧に植えます。そして翌年の春、3個の花が咲きました。それは品のある美しい花でした、感動しました!!でもその翌年の早春、3倍くらいに成長した株にびっしりと50個以上の蕾を確認したときは慌てました。あのすばらしい花がこんなにたくさん咲くの?これは私独り占めにするわけにはいかない。とりあえず友人たちに電話をかけまくって「見に来て!」と叫びました。

そう これが私のバラとオープンガーデンの始まりです。庭の空いてる場所々にバラを植えまくり、見頃の時期を案内し、毎年たくさんの人々に来ていただきました。少し疲れたときもありました。でも「今年もバラを楽しみにしています。」と年賀状が来ると、あ、寒肥入れなくっちゃゃ・・・剪定しなっくちゃ・・・と元気を取り戻しました。

5・6年続いたでしょうか、私が仕事を替えたせいで、5月の一番見頃の時期に接客出来なくなって自然と客足は途絶えました。留守でも見に来て・・とは言っていたのですが。

そして今、庭も淋しくなりました。わが庭を気に入ってくれて根を下ろし、毎年忘れずに華やかに彩ってくれるのは、シロモッコウバラ、アンジェラ、メアリーローズ、ラッセリアナ、アルベリック・バルビエ・・・あの大好きだったグラハム・トーマスもある年の夏、巨大な台風に倒されて枯れてしまいました。

コメント