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Episode.30 身の回りで起こる過疎化と風潮

住宅街 徒然おばさんのひとり言
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 熊本市の高齢化率は25%あまりですが、わたしの住む地域に限って言えば、36%もあります。あまり土地勘のない人にこの数字を言うと、どんな田舎に住んでいるの?とばかりの顔をされます。「田舎じゃないよ、路面電車の終点から約1㎞、1戸建てばかりの高級住宅地だからね。」その1戸建てに子供がいなくて、高齢者の一人暮らし又は夫婦二人、年を取った親子だけ。

 スーパーを核にした商店街で生活用品は揃います。外科、内科、歯科、耳鼻咽喉科、美容室、衣料品店、コンビニ、銀行数社、郵便局、百円ショップ、ケータイ各社、そして居酒屋、スナックまで徒歩圏内。朝6時過ぎから夜12時過ぎまでほとんど5分おきのダイヤルで運行する路面電車に乗れば20分170円均一料金で街のど真ん中に行けます。なのにどうして子供のいる若い世代が住まないのでしょうか。

「若い人はマンションが好きなのよ。最近N地区あたりの新しいマンションが人気だって。」 「でもあのあたりバスの便も悪いし、何をするにも車なしじゃ暮らせないでしょ?」     「だからそんなこと考えてないのよ。オートロックの都会の雰囲気に浸りたいんでしょ。」  「窓を開けたら畑ばかりのド田舎の風景なのにね。」

 高齢化率36%の我が地区も昔は活気がありました。教育熱心な家庭に育てられた子供たちは皆成績良く、東京の大学を目指し、そのまま国や大企業に就職して、地元に帰らなくなりました。すると定年を迎えても、次の仕事やその子供の教育などで、今度は帰りたくても帰れなくなってしまったのです。でもひたすら子供の帰りを待ち続ける老人を私は数多く知っています・・・

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