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Episode.45 秋を感じて

秋と動物 徒然おばさんのひとり言
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秋きぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる
夏と秋と行きかう空の通い路は かたへ涼しき風の吹くらむ  

 二つとも古今集の歌で、今の季節にピッタリです。朝夕はめっきり冷えても、昼間はまだ夏のような日差しです。でもふと頬をよぎる風は秋の気配が漂って、きっと空の上では夏と秋とがせめぎあっているのでしょう。気象学的にも雲や気圧の配置が説明できるそうで、いにしえびともなぜか知っていたとは不思議です。いえ、今以上に季節の移ろいを本能的に感じ取っていたのかもしれません。

 現代人は科学やITが発達してしまった故に、その数字やデータに頼りすぎて、本来の感覚を失ってしまったのかもしれません。食品の賞味期限もその日付だけを見て、味や匂いだけでは判断できない。医者が病気の部分だけを見て、病人そのものが見えない。

 さあ、目を閉じて頭を研ぎ澄まして、もっと自分の感覚を信じましょう。

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